スタンダードイーのブログ

すこし前に納めたものです。


良い写真じゃないのですこぶる見難いですが、これはブラックチェリーで製作したデスクと棚板。新築のお宅である程度工事が進んでしまっていた現場です。
本来は壁にのませる（石膏ボードを貼る前に躯体や間柱を使って固定する）のが一番すっきりするのでしょうが、今回は諸々の理由でそれが出来ず。ということで棚受けをまず壁に固定して、それに載せるように各板を固定したしだいです。

パソコンやプリンター、ルーター等を置きますから当然コードを通す穴を板に開けるのですが、せっかく無垢材に拘って製作しているのに、コード孔を隠す部材が普通の樹脂製・・じゃやや興ざめ。そこで当店では一工夫。


こんな感じで専用の部材を製作して使用しています。（写真はナラ材で作ったものです）
使用した感じも特に問題はないですし、なによりカッコいい！（かっこいいですよね？）なので自己満足かもしれませんが、お客様がよほど「金属製のものが良いんです！」とでも言われない限りこの仕様です。
実は在庫は無くて、その都度作りますから大きさの制限もあんまりないです。（ものには加減は必要ですが）
お客様にも概ね好評です。

とうわけで現物を見て頂く機会はないのですが、あんまりお伝えした事がないのであえてご紹介してみましたー。

あ、このコード孔隠しだけの製作・販売は致しません。悪しからず。

【店主】  

実は数年前に納めた物だったりします。


設計士の方からのご依頼で製作した「現代風階段タンス」とでも言いましょうか。


写真では判り難いですが、左右の踏み板が段違いになっています。通常の階段の半分の距離で１階分の高さを上がれてしまいます。しかも手摺を持たずとも上り下り出来るんですよ。そのステンレス製手摺もオリジナルで製作。


１段目と２段目はしまう事も可能。ここではロフトに上がる為に使う階段、ということになっていますから、こういったアイディアも有りですね。

工場で製作したものを搬入して設置ということで現場調整でやや冷や汗をかいた箇所もありましたが、奇麗に納まりました。
これを家具と呼ぶかどうかは微妙な感じもありますが、こういった未体験なことにチャレンジするのはすごく面白いですし勉強になります！

またこういったご要望があるかは判りませんが、ご検討の方がおられましたら遠慮なくご相談下さいませ。

【店主】
  

ほぼ１年がかりでしたが、無事にお引き渡しとなりました。



今回はブラックチェリー材でキッチンを製作させて頂きました。
キッチン＆バックセット共に天板はステンレス・バイブレーション仕上げ。
ワークトップと木部のチリが数ミリしかない納まりは、お施主様のこだわりです。



食器洗い機はMieleのG6300SCiを。当店では現在一番人気のあるモデルとなります。



バックセットも天井高目一杯に吊り戸を付けたり、ガラス引き戸の収納を設けたり。大きさもあるのでたっぷりの収納力です。



引出しの中はあえてそのままで。お使いになっていくうち徐々に手を入れたくなっていくに従ってお手伝いをさせていただければ、と考えております。

大工さんがこんなに鑿を研いでいる様子を見た現場は初めてです。そこここにお施主様の拘りが見られるお宅でした。
O様、ご自宅完成おめでとうございます。長いお付き合いになると思いますが、今後ともよろしくお願い致します。

【店主】
  

オーダーメードキッチン、無事にお引渡となりました。




今回ご利用頂きましたのは、静岡市葵区のH様。
リフォームの案件でしたので、当店としては早いペースで計画が進み、あっというまにお引渡を迎えた感があります。
木部はナラ材（突板も）オイル塗装仕上げ。
天板はシンク一体型のステンレス（バイブレーション仕上げ）。
シャワー水栓はグローエ。
食器洗い機はミーレ（G6300SCi）。
IHクッカーは三菱電気。
レンジフードはヤマゼングローバルのゼファーです。

H様、この度はご利用いただき有り難うございました。
これから長いお付き合いになりますが、どうぞよろしくお願い致します。

【店主】